[406] ケアマネの御仕事 ⑦ 2007.2.20 23:54:49
19/2/20 曇り 午前小雨
最近仕事が風雲急を告げている。
昨日は例の腰痛のお方訪問
留守を頼んでいた男性ヘルパーから報告は受けていたが
最悪、悲惨な状態であった。
腰が痛くて立ち上がる事が出来ず、折れ曲がった丸太のように
ゴロンとしていた。
頭髪はぼうぼう、薬のせいか鼻の位置からアゴにかけて真っ黒な
ヒゲが長々と生えて目は充血し、怖いくらいの容貌であった。
勿論入浴していないので悪臭漂っている。
配食弁当も順調に食べていなかったし、薬も飲んでいない。
もう駄目だなと思った。
福祉事務所のワーカーに電話して現状を伝え、もう独居は無理だと
思うと伝えた。
ワーカーもトイレに自力で行ければ、出来たら在宅で頑張った方が良い、在宅可能ではないかと言うのだが、精神病があるのでその方面の病院に入院となるだろうが、さすれば一生寝たきりまっしぐらと思われる。
本人はもうこれ以上頑張りたくないようだ、
楽な暮らしを望んでいる。
楽な暮らしを望んでいる。
それは3食ベットつきの暮らしだ。
入院となれば主治医の医療情報が必要なので9日に依頼の手紙を
出していたので返事が来ていないか会社に電話したら来ていないと言う、主治医に電話したら忙しくてまだ書いていないと言う。
私は、ご多忙中誠に申し訳ありませんが転院に必要なので医療情報が到着次第受診しますので宜しくお願いしますと急いで居る事を
伝えているのに10日もほったらかし。
今日中に福祉課にFAXして下さいとお願いした。
そして入院していた病院に行ってとにかく痛みを取って下さいと
お願いして一番強力だと言う鎮痛薬と座薬を貰って来て
飲ませて座薬を尻の穴に入れてあげた。
程なく楽になった様なので配達された弁当を食べるよう促したら
ご飯だけを食べている、おかずも食べなさいと言っても、
もくもくとご飯を食べる。
もう痴呆も極まっているな。
そして、老人性皮膚掻痒症のお方の情報も悲惨であった。
又もとのもくあみ、掻き毟って、化膿して腫れていると言う
身体中らしい。
病院に連れて行くにしても被害妄想のこの方は留守番が居ないと
出かけない方、何時もお願いしている男性ヘルパーが腎臓結石で
休職しているし、ヘルパー不足で1人も居ない。
電話してこの事実を伝えたら、さすがに辛かったのだろう
留守番が居なくても行くという。
今日訪問したらなるほど酷い。
風呂にも入って居ないらしく皮膚病特有の臭いがする。
医者にも入浴するように言われたし
(2回/週)私達で入浴介助することにした。
本人は風呂ぐらい自分で入ると主張したが入るわけもないし、
第一長年の習慣でごしごし擦るに違いない。
ところがどうよ。
出かける時、鍵は?と聞いたらこんな雨の日には誰も来ないでしょう、掛けなくても良いだと(実は外から掛ける鍵は紛失しているらしい)
じゃぁ 今までのあの騒ぎはなんなのよ。
それとも認知がすすんでゆるんでしまったのでしょうか。
朝9時に予約の電話を入れたが、待つしかないようだ。
2時間ほど掛かった。
そして前回もそうだったが、病院で待たせて院外薬局で薬を貰って
戻ってみれば居ないのだ、雨足が強くなっているのに私の傘を持って帰って仕舞ったのだ。
かなり認知がすすんでいるようだ、
近い内に区役所の高齢福祉課の方と包括支援センターのセンター長とで今後の話し合いをすることになった。
そして昨夜はケアマネ会議
もうみ~~んなやる気のなくなる事が報告された。
「居宅介護支援費の点検について」と言う通達だ
要するに厚労省の要求する作業をやっていないと減算するぞという奴、書類を第1表~8表までを完備しておけ、近いうち査察するぞと言う、お達し。
坂憲ケアマネも言っていたが、
ひたすらパソコンに向かって書類を完備しているのが良いケアマネで利用者に関わってパソコンに向かう閑のないケアマネは悪いケアマネだと役所は判断しているようだと
要求の中で一番大変なのは
「要介護認定や要介護認定更新があった場合において、サービス担当者会議の開催、担当者に対する照会等により、居宅介護サービス計画の内容について、担当者から意見を求めること」
「担当者会議」全国のケアマネが一番難儀に思っている事だと思う
これらに違反すると
「一つでも違反すると30%減算、減算状態が2ヶ月以上続く場合は50%減算」
「例えば私のせいで減算されたら、すでに貰った報酬から引くの」と問うたら、
「現在の契約書にはその事は記載してないから引けないだろうな、
次回からの契約書には記載するだろう」だってじゃあ会社が負担するんだね。
「わりぃねぇ」
「わりぃねぇ」
「勝手にしろよ」
もう、やってられない、辞めたいよと5人揃って一斉に叫んだ。
最近、ヘルパーもケアマネもじゃんじゃん辞めている。
坂憲の話では、研修などで親しくなった人と別れる時
「来年もやっていたら逢おう」と言うらしい。
この件は来週月曜日までに完備してくれと坂憲は言うが
そんな時間はない。
日本中探しても完備しているケアマネは居ないと思う。
土台無理な要求なのだ。
当局はケアマネ制度を破壊するつもりのようだ。
私は老化現象に逆らって限界まで挑戦するつもりだったが
5月の70歳の誕生日をもって引退しようかしら。
と ふと 思う。
と ふと 思う。