[245] 第40回武雄高等学校同窓会、東京支部総会 2006.6.10  22:59:30   
18/6/10 (土) 晴れ、夕方小雨

245_picture
校歌斉唱、高女のお姉さま方もだんだん少人数になる、現校長と


赤坂プリンスホテル「ロイヤルホール」にて
高校の同窓会が開催された。
去年は出席の返事を出していたのに失念して欠席した。

我が母校「武雄高校」は後2年で100周年を迎える伝統校だ。
我々卒業生にとって母校は誇りでありバックボーンだ。
100周年には億の単位の事業が計画されているようだ。
いずれ我々卒業生にお願いが来るだろう。

前身は明治41年創立の高等女学校、昭和2年創立の旧制中学校、
昭和23年に新制高校になった。私はその8回卒業だ。
卒業してからもう50年、今年の秋に武雄市で同期会が開催される、
勿論出席するつもり。

昭和40年代には明治42年入学の凛とした高齢の女性が出席なさっていた。
明治42年と言えば亡き父や義母の生まれた年だ。
当時高等女学校に通学出来る女性は家柄も頭脳も恵まれた
お方だと思う。

だんだん、高女、旧制中学卒の方々が少数になるのは寂しい限りだ。
今年は高女5名、旧制中学7名出席。

昔、高女卒の新宿ゴールデン街の名物文壇バー「バー前田」の
前田孝子さんを受付で見かけたことがある。
この方が亡くなられた時は、全新聞に死亡通知が掲載された。
何年か経ってからゴールデン街に行ったら、まだそのまま残っていた。
生前行ってみたかったがその頃は私もまだ「うぶ」だったので
そんな場所に足を踏み入れるなんて出来なかった。

本日は165名の出席、8回卒は2名(出席率悪い)
現在の母校の様子が上映されたが、制服が私達の頃とまったく同じ、そして生徒達も、部活に勉学にと向学心に燃えた瞳がまぶしかった。

二次会の喫茶室で校長(後輩である)の隣だったので、
聞いてみた。

「制服がまったく変わっていないんですね」
『まったく変えていません、かえる必要も感じていません』
「生徒達の様子が、テレビや街中で見かける最近の高校生とまったく違いますね」
『佐賀県の上位の進学校はどこも進路指導と生活指導に力を入れていますので、本当にまじめです。日本には巷で見かけるようなだらしない学生ばかりではありませんので安心して下さい』

日本の未来のために、ほんとうに安心しました。
うちに適齢の子供がいたら、留学させたいと思いました。

今日も抽選会で当たった。
有田の「漬物3種セット」

最近は先輩から引き継いだ企業に協賛品の提供をお願いに行っても
代が変わっていて、昔のように気持ちよくご提供いただけないそうです。以前は有田焼の優品が沢山提供されていたんですよ。