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令和2年7月17日(金) 曇り時々雨


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久木綾子さん


14日の産経新聞の訃報欄で作家の久木綾子さんの訃報を知った。
その時は記憶にあるなと思っていたんですが今日の産経抄を読んで鮮明に思い出しました。

11年前の平成21年9月22日のブログに書いていますが、
近隣区の委託で介護認定調査に伺ったんです。
その時の様子を書いている過去記事を見つけましたので
掲載します。

過去記事
21/9/22 (火)国民の休日(何の記念日ですか) 晴れ
昨日は祭日だったが介護職に祭日は関係ないので介護の仕事をする。
午前介護の仕事、午後2時から認定調査の仕事をした。
 
今回の調査対象者は90歳の1人暮らしの女性。
予約電話を入れている時から人懐っこい方だと思ったが、私の来訪をとても待ち望んでいらしたようで
「貴女が来たらお茶しようと思って羊羹を切って待っていたのよ」と仰る。

歩行が多少ご不便のようだが頭脳明晰、人好きで溢れるほどの会話が弾んだ。4月に転倒して大腿骨損傷で入院するまでは介護保険などのお世話になろうとはつゆほども思わなかったが主治医の勧めで介護認定を受けたそうです。

今は頭脳明晰だし、歩行も多少は不便だけど自立生活は出来る方なので、介護度は落ちるかも知れないと私は密かに危惧したが、ご本人もそれは覚悟していて、そうなればまだまだ自立しなさいと
言う天の声だと思いますと仰る。

よく転倒なさるようだけど膝が悪いせいだそうで、膝が悪くなった原因は取材の為に山奥の修験道を歩き回ってこき使ったせいだそうです。
!取材!
もう17年間も取材を続けて今それを基に歴史小説を書き続けて
いらっしゃるそうです。
時代は室町時代の寺社建築の棟梁達の話らしい。
「時代小説ですか」とお聞きしたら時代小説は娯楽小説です。
私のは歴史を検証した歴史小説ですと仰いました。

もう何冊か出版されていて最近のご本を見せて頂きましたが
2,400円もするハードカバーの立派な本でした。
14,000部ほど売れているそうです。
「こんな地味な本をよく買って下さる方がいるものですね」と
仰います。

昔から同人誌などには書いていらしたそうですが、17年間も取材を重ねてこれを畢生の仕事として毎日パソコンに向かっているそうです。
そう、執筆する為に80歳の時にパソコン教室に通い習ったそうです。

書評欄などでは90歳の新人と言われているそうです。
人が好きで、1人息子のお嫁さん(後記:外人さん)とも仲良く、マンションの理事会役員もなさってマンション住民とも良い関係を持ち、充足して暮らしているそうです。

私本当に感銘しました。もう二度と会う事は無いでしょうが、
一期一会と思いました。この仕事の醍醐味です。

後記:当時、渋谷の紀伊国屋書店に見に行きましたら、一番目立つところに平積みで並んでいました)

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過去記事