令和6年11月15日(金)雨後曇り

今日は午前中リハビリデイに参加、
少しづつ周りの方々ともお話出来るようになった。
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所で、過日図書館から借りて来た、
井伏鱒二著の「徴用中のこと」と言う本をやっと読了した。
この本が目に留まったのは著者の名前と、
同じく徴用されていた名前を知っている作家達が
結構登場していたからだ。
戦時中のことが知りたいと思った、
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この本によって占領直後のシンガポール占領時代の
日本軍の馬鹿馬鹿しさを余すことなく知ることが出来る。
なぜ日本は占領直後のシンガポールを日本化しようと
したのだろうか、敗戦を知る者としては滑稽である。
同じく徴用されていた海音寺潮五郎は
軍の命令に悉く反抗していた、
それでも無事に過ごせたのは名の知れた作家だったからだろうか、
鉄砲よりペンが怖いってね。
井伏鱒二
1941年陸軍に徴用され、開戦を知ったのは南シナ海上を航行する輸送船の中だった。
その後日本軍が占領した
シンガポール(昭南)に駐在、現地で日本語新聞『昭南新聞』の編集に携わった。

海音寺潮五郎
1941年(昭和16年) 陸軍報道班員として徴用され、約1年間マライへ行く。
軍の方針に不満を感じ、戦意高揚を後押しする作業には従事せず、
無為に徹することを決めて、
それを実行する