令和5年9月18日(月)晴れ
「3泊5日・67万円」で大炎上! 港区立中学校「シンガポール修学旅行」 関係者が明かした「費用の内訳と保護者への気配り」
3拍4日で67万円は高いと思う。
ファーストで行くんかい。
所で私はケアマネ時代に港区の介護保険認定調査を委託されて
やっておりましたが、
その時感じた港区は他の区とは異質だと思った事を述べてみます。
まず第一に港区は貧乏人は住めないし、貧乏人は少ないということです。
殆どが一戸建てだと立派な家だし、マンションは超豪華でした。
唯一貧乏人の範疇に入るのが都営住宅でした。
其の都営住宅も港区はマンションと見まがうような
おしゃれな住宅が多かった。
①確か青山通りだったと思いますが赤坂御用地の対角線の南青山二丁目だった(定かではない)と思いますが、周りの道路はぐるりと ビルになっていましたが中は昔からの個人住宅やお寺などの或る
静かな住宅地でした、その中の広い庭の平屋に老夫婦が住んで
おいででした。
奥様が寝たきりでご主人とお話したんですが、周りが開発される
たびに路線価が上がり今年の固定資産税は年120万以上です、
もう年金以外収入はないしとても払えません、どこかに引っ越すと言っても老夫婦ですから引っ越す行動もままなりません、
もうどうしていいか途方に暮れていますと嘆いておいででした。
戦前から静かに住んでいたご夫婦は翻弄されていました。
②六本木ヒルズの道路一つ隔てた6階建ての小規模ビルに
老人姉弟が住んでおいででした。
当時銀行が土地持ちに家賃収入で十分払えますよと
融資を盛んに進めていた時代です。
親から相続した土地に小規模なビルを建てましたが、
計画通りにはテナントは埋まりません。
何年か過ぎそのビルは銀行に差し押さえられました。
それで借金がチャラになるのではなく借金が残るそうです。
調査に立ち会ったケアマネが帰りのエレベーターの中で
その老姉弟の窮状を話してくれました。
③六本木ヒルズの反対側の台地にあるマンションに
独居女性の調査に伺いました。
その方の住んでいるあたりも再開発が進められて毎日のように
デベロッパーが立ち退きを迫ってきていて分厚い資料を見せて
貰いました。
その方は所有のマンションにお住まいでしたが、
狭いながらも満足しておいででした、
試しにデベロッパーに今の住まいでその新しいビルにどの位の
権利があるのか聞いたら、風呂場位の広さの権利だと言われた
そうです。
冗談でしょ、私はこのマンションで満足しているんです。
その方から近隣の話をいろいろ聞きました。
④知り合いが六本木ヒルズの開発したマンションに地権者として
1部屋獲得したそうです、
しかし管理費が20万以上もするので老人にはとても払えないので
その部屋を貸すことにしたそうですが、思うように賃借人は現れ
ません、そのうちに借金が重なり払えなくなりその部屋も手放す羽目になってしまつたそうです。そんな話が沢山ありその方はあくまで立ち退かないと仰っていましたが、私は悟りましたね。
もし私がその立場なら、ここは親の代から住んでいるんだから
他所にはいかないなんて頑張って居ないで、杉並でも世田谷でも
身の丈に合った場所に其の立ち退き料で住まいを確保するべきだなと痛感しました。
バブルの頃は周りでそんな話が沢山ありました。
私が靴の修理を出していた山手通りのちっぽけな借地の
しょぼい靴屋さんも素直に立ち退きに応じ杉並に新しい家を
建てて貰ったとホクホクしていました、
近所の創価学会のおばあさんも山手通りの角で蕎麦屋をやっていたそうですが、当時は店は閉めていたんですが立ち退き料を莫大に
貰って郊外に家を建て半分は創価学会に寄付すると言っていました。
もうそんな狂奔するような時代は来ないでしょうね。
mamasango672
がしました