令和4年4月2日(土)晴れ寒い


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昨夜遅く例の友人から切羽詰まった電話があった。
友「認知に効く薬ないかしら、どこか直してくれる医者しらない!」と 
いつもの質問だった。
私「認知に効く薬はないよ、認知になったら出来るだけ正気のうちに今後の事を決めてしかるべき人に託しなさい」とにべもない。

彼女はいつも可愛がっていた甥がいつでも帰っておいでと言ってくれるので実家(義姉が独居)に行こうかと思うと言う。
私はそれに反対だ、これから認知道を歩く叔母をいくら可愛がって   もらったとは言え耐えられるだろうか。

それよりお金はあるそうだから、独居が無理になったら施設に
入って誰にも迷惑掛けない暮らしをするべきだと思う。
その為にしかるべき甥に今後の事を頼み書類に記して渡し、
遺言状を書き10人近くいる甥姪達にも遺産を渡す算段をするべきだと何度も繰り返して助言しているが記憶に残らないようだ。

私も一緒に行ってあげるから故郷の施設を見学しておおよその
見当をつけた方が良いよとも言っている。

ところで私がよく出かけるので行く所があって羨ましいと
いつも言うので行く所はその気になればいくらでもあるよと言っているけど、取り合えず私の行く所に連れて行くこともある。

今日もそうであった。
今日は阪急交通社の東海道53次ツアーの説明会があるけど行ってみる?と聞いたらぜひ行きたいと言う事で電話越しにメモさせて
千駄ヶ谷駅改札1時30分集合と決めた。

そして今朝10時30分頃電話したらなんと他の約束の処に行って
それが明日の約束だったのでがっかりして帰る途中で
もう気力がないと言う。
昨晩あれほど念入りに話したことはすっかり忘却の彼方であった。

気の毒だけど極まっている、特急並みの速度である。
難しい所は近年まで彼女が人を使って小規模の事業を経営していた
過去があり人の意見を聞けない所だと思う。
如才なく頷いてはいるが芯は頷いていない。
私としては彼女にふさわしい居場所が定まればいいと
切に思っている。