佐賀の小城羊羹・特製切り羊羹に東京で邂逅!迷わず買う!
最高の味!(村岡総本舗)

最高の味!(村岡総本舗)

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2014年に赴いた有田陶器市で買った小城羊羹。
初めて見た羊羹。
もの凄くうまかった。
初めて見た羊羹。
もの凄くうまかった。
記憶の彼方に追い遣られた小城羊羹。
日本橋高島屋で巡り逢う。
電撃的にあの味を思い出す。
躊躇わず買う。
本煉と小倉。邂逅と呼ぶに相応しい運命の出逢い。
それほどのシロモノだ。
有名な“とらや”よりイケる。
日本橋高島屋で巡り逢う。
電撃的にあの味を思い出す。
躊躇わず買う。
本煉と小倉。邂逅と呼ぶに相応しい運命の出逢い。
それほどのシロモノだ。
有名な“とらや”よりイケる。
1本801円、2本で16,200円。(計算違う?)
小城羊羹HP・・・
羊羹には2種類ある。
アルミ箔の袋(ガゼット)に流し込んで作る日持ちのするヤツと、「流し箱」に流し一昼夜寝かせて固めたあとに切り分け竹の皮に
包み経木で巻いた羊羹。
包み経木で巻いた羊羹。
前者は現代の主流であり、後者は伝統製法。
小城羊羹は伝統製法の切り羊羹。
切り羊羹の特徴は以下の通り。
・江戸時代から続く伝統製法の羊羹
・外側は砂糖のシャリ感があり、中はやわらかい。
独特の食感と豊かな風味
独特の食感と豊かな風味
・日持ちしない
とらやは現代風ガゼット。
伝統を大事にしない日和見製法だ。
大量生産だから仕方ないか。
伝統を大事にしない日和見製法だ。
大量生産だから仕方ないか。

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さぁ、食うぞ。待ちに待った瞬間。
合わせるのは緑茶じゃなく日本酒とウイスキー。
八海山特別本醸造とバランタイン・ファイネスト。
どっちがピッタリか?常識的には日本酒だが、
非常識なオレにはスコッチかも。
八海山特別本醸造とバランタイン・ファイネスト。
どっちがピッタリか?常識的には日本酒だが、
非常識なオレにはスコッチかも。


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開ける。
巧く開かない。
ハサミを使う。
ハサミを使う。
経木が現れた。
これがまた剥がすのに難儀。
これがまた剥がすのに難儀。
ようやく現れた竹皮。
竹皮は防腐効果がある。
すべて天然素材。
思い入れを感じる。
竹皮は防腐効果がある。
すべて天然素材。
思い入れを感じる。
ついにその全貌を露わにする。
濃い色。
見ただけでうまいと思う。
濃い色。
見ただけでうまいと思う。

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まずは小倉。
がぶり。
がぶり。
「うまい!」
外側は砂糖のシャリシャリがすごい。
外側は砂糖のシャリシャリがすごい。
本当に昔懐かしい子供の頃食べたあの歯触り。
砂糖の嬉しい甘さがドッと来る。
砂糖の嬉しい甘さがドッと来る。
中身は予想以上に柔らかい。
ぐいっと甘いがしつこくない。
すばらしい羊羹だ。
ぐいっと甘いがしつこくない。
すばらしい羊羹だ。
日本酒。
ピッタリな相性。
ピッタリな相性。

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そして期待の本煉。
過去の味わいではこっちが好き。
過去の味わいではこっちが好き。
「うまい!」
本煉の方が砂糖のシャリ感が強い。
中身はかため。
甘さだけでなく奥深い味わい。
嗚呼~と溜息の出るおいしさ。
甘さだけでなく奥深い味わい。
嗚呼~と溜息の出るおいしさ。
予想通りバッチリ合うスコッチウイスキー。
日本酒よりウイスキーが好みだ。
日本酒よりウイスキーが好みだ。
小倉と本煉。
今回は甲乙つけがたい。
無理につければ僅差で本煉。
以前と順位は不変。
でも小倉が烈しく追い上げた。

今回は甲乙つけがたい。
無理につければ僅差で本煉。
以前と順位は不変。
でも小倉が烈しく追い上げた。

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これが大好きな砂糖のシャリ。
砂糖の結晶だろうか。
裏側に特によく出る。
堪らないシャリシャリ。
砂糖の結晶だろうか。
裏側に特によく出る。
堪らないシャリシャリ。
豆乳から派生した湯葉のように、本体を超える輝き。
ガゼット製法では決して味わえない果実。
どこを囓っても同じなガゼット。
切り羊羹の真骨頂がここにある。
ガゼット製法では決して味わえない果実。
どこを囓っても同じなガゼット。
切り羊羹の真骨頂がここにある。
小城羊羹。
伝統製法“切り羊羹”。
伝統製法“切り羊羹”。
これよりうまい羊羹を他に知らない。(2017.12.30)