[532] トップセールス 2007.10.11  23:22:18   
19/10/11(木)晴れ 爽やか

私は最近家庭的なお母さんが焼く酵母パンの店の
常連になっている。
義母の入所していたケアハウスに行く途中に自宅を改造して
ご夫婦で喫茶店を経営しておられる。
(後記:ジャムハウス)
奥様が作る基本に忠実な酵母パンの美味しい事、安い事、
すっかりやみつきになって、
娘と行ったり親友とは雨の中15分も歩いて行った事もある。
「私もベーグルを作るんですよ、酵母を分けて下さい」等々
話に夢中になる、
私など調子付いてプロにベーグルの作り方のコツまで伝授したわ。

話はそれるが最近この近辺の「店で焼くパン屋」が
次々と廃業しているのはなぜだろうか。
まず初台の「丸十パン」「サンジェルマン」
幡が谷6号通りの「リトルマーメイド」
オペラシティの地下にあった「ムッターローザ」
笹塚10号通りにあったパン屋等等、数えれば片手で数え切れない。
食べなくなったのか、そんなことはないだろう、
スーパーの既製品で満足しているのだろうか。

そのパン屋さんは住宅街で去年の6月にオープンして
しばらくは売れ残って困っていたらしいが、
美味しいのが知れ渡り、そして次々パン屋が無くなっていくので
皆さんが貴重に思うようになり大事にしているようだ。

所で馴染みになり、私が介護の仕事をしている事を
お話したら、困っていることを相談された。
子供さんが5人いらして皆さん立派に成人なさっているが、
1人男のお子さんがダウン症で白内障で途中失明した
重度障害者だと言う。

ご夫婦は元々共稼ぎをしていらしたがその息子さんの介護の為に
会社を辞め自営に切り替えられた。
この所商売も口コミで繁盛している。

息子さんは平日は障害者の施設で過ごされているが
土、日、祭日は休みなので健康維持の為に外出させたいと
希望し役所で貰った名簿で問い合わせても
何処の事業所も対処出来ないと断られたらしい。

「障害者自立支援費」この手続きや事務がこなせないと
言うのが理由らしい。
それで私は安請け合いして、腰痛ちゃんの所に訪問している
事業所がすぐ近くで何でもやって呉れるので紹介した。
しかしやはり「支援費」は面倒なのでやりませんと返答があった。

そう言えば我が社は隣の区の支援費の利用者をやっていたなと
社長に「うちでやらない」と相談したら
「土、日にやるヘルパーがいればやっても良いよ」と来た。
我が社は都の認可は受けているそうだ。

それでまたまた、腹心の男性ヘルパーに相談したらOKと来たので、今日3時から社長をつれて商談に行って受注に成功した。

介護保険と違ってとてもおいしい仕事なんですよ。
介護保険の様な縛りもなく何をやっても良くて、
重度加算が付き最高の報酬が頂けるのです

「区分6」の重度障害で月に103時間も使えるのです。
おまけに今現在、利用料負担の上限一杯使っているので
どれだけ使ってもそれ以上は支払う必要がありませんので、
使わなければ損みたいな物です。
支援費の仕事はまだ馴染みのない事業所が多い様ですね。

利用料負担は1割ですが、上限があり以下の通りです。
*生活保護    0円
*低所得Ⅰ 15,000円
*低所得Ⅱ 24,600円
*課税者  37,200円

先方も大変喜ばれまして訪問日時は当方の都合の良い時で
良いですからぜひよろしくお願いしますと頭を下げられました。
最近介護保険の仕事は収益が低迷していますからね、
私もご恩のある会社に貢献出来てとても嬉しいですよ。
早速土曜日から入るようです。
おいおい慣れたら平日のお迎えもやらせて貰うことになりました。

所で奥様の話では息子さんを連れてお店で食事をさせたいと
思うが何処の店もご遠慮下さいと断られるそうです。
見た目は少し異常かも知れないが、
暴れるわけでもなく大人しい息子さんだそうですよ。