[466] 集中減算その後  2007.6.19  23:45:09   
19/6/18(火)晴れ、蒸し暑い

今日は1日みっちり仕事した。
午前は介護の仕事をして、食後1件訪問して会社に行き
新規の担当者会議の要点のまとめをした。

各サービス担当者から送られてきた「第5表」を読み解きまとめて入力した。
登録しようとしたら、書き込み出来ないと出る、何度やっても、
「坂憲」ケアマネの応援を得ても同じ、そのうち苦労して書いた文書が一瞬のうちに消えて無くなった。

脱力したよ。
めげずにもう一度書いた。

「坂憲」にも判らない。
どうして書き込みが出来ないのか理由がこのソフトは表示されないのだ。
そうこうしているうちに書くことが沢山ありすぎて一枠に5行書いたのがいけなかったらしい。 4行にしたら入力出来た。

時刻は6時過ぎていた。
「居宅サービス計画書1,2,3表」と全部で8ページをまとめて6部作り
各サービス担当者宛の発送の準備をした。
帰宅途中、訪門看護センターに寄り1部手渡した。

今日の夕方、渋谷方面の空はヘリコプターが10機程も周回し
大変な騒ぎであった。 爆発事故があったらしい。
野次馬根性100%の私としては寄り道したかったが遅くなったので
諦めた。
(後記:松濤温泉シエスパ 確かこれではないかと思います、
2007年6月19日午後2時30分頃、別館地下から爆発が起こった)

集中減算の件だが。
昨夜、月1のケアマネ会議の議題はそれに当てられた。

今年誕生した新人は都合が悪くて我々3人が集まり
下記の文書を作成して、経営者に提出した。

○○様
この度の突然の報酬カットは会社を信じて働いて来た私達に取って
とてもショックな事です。
会社の事情もあると思いますが、今後納得して気持ちよく仕事を
していく為にも、以下の内容について十分な説明をして頂きたくお願いします。

★ 減算についての具体的な内容(パーセンテージ等)
★ 今後の方針(改善計画)
★ 4/1からの報酬が居宅介護支援費×80%になった理由
★ 自己責任でない減算に付いては会社で対処するべきでは無いか。委託報酬に反映させる事について見直しをお願いしたい。                                                                                    以上     ケアマネスタッフ一同

役員で有り、講師でもある系列の社長が私達の思いをうまく取り入れ、社長も友好的で皆さんがどうしても納得出来ないのであれば、
会社としては赤字になっても皆さんの要求に応えるとの回答であった。

そして、4月~9月までは90ないし95%でどうかと言われたので、
会社に赤字を要求するつもりはないので90%でいいですと回答した。

しかしこの集中減算は当区では避けることが出来ない事態であった。
なぜなら、避けられない一番の理由は「通所介護」デイサービスが
全体7ヶ所あるうち5ヶ所が区の経営でどこに入れても集中減算90%以上になるのだ。

前期6ヶ月、後期6ヶ月に分けられ、去年の4月から制定されたが全くの後追い制度である。
前期分はそれらが勘案され免除になったが、後期分がこの度実施されたのだ。
この減算は4月~9月まで続くのだ。

私としては納得がいかない、それは区の責任では無いのか、
区が補填するべきでは無いのか、どうしてその事を区に申し入れないのかと質したら、やはり区との協議会でどの社も抗議したらしいがどうにもならないそうだ。

今後は管理責任者の「坂憲」ケアマネが月ごとに現状のパーセントを出すことになった。
3,4,5月分は86.22%だそうだ。
あぶない、あぶない。

こちらが幾ら気を付けていても、利用者が亡くなったり、
施設に入ったりして減ると分母が無くなるので危険なのだ。

しかし、私達ケアマネとしてはむなしいなぁ。
幾ら新規を取っても我が社のサービスは入れられないのだ。
全て他社に振らなければならない。

私達って会社に貢献しているの?
そのうちいらない存在になるのではないだろうか。

会社も売り上げが随分落ちているそうだ。
そりゃそうでしょう、
介護度1だった人達がじゃんじゃん要支援になり、
生活援助しかプラン出来なくなり、そして同居家族がいれば
生活援助はダメになって、サービスが減っているのだ。

介護の仕事で金儲けはタブーのように言われているが、
企業経営で利益を上げてはいけないのだったら民間会社は成り立たない。

コムスンでなくても大手は全てのサービスを網羅しているので
この集中減算対策はいかがしているのだろうか。

「つぶれた」ケアマネから引き継いだ利用者が「介護度Ⅲ」から「要支援Ⅱ」になった。当然私は地域包括支援センターに受託出来ない旨申し入れた。
そして今日利用者に挨拶に行き、包括に引き継いだ。
(後記:要支援は包括支援センタ―が元受けで、各業者に上前はねておろす、それは確か4000円→3000円だった、我が社の場合其の80%なので2400円、やってらんないので私は辞退していた、その代り訪問は月一ではなくて3か月に1回でよかった)