[426] 医者が出席する「担当者会議」を開催する  2007.3.30 23:35:32  19/3/30(金)曇り
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昨日の日没17時50分


昨日、義母を見舞いに行ったら主治医にあった。
しばらくお話していたら順調にいけば来週水曜日(4/4)には
退院出来ますよと仰った。

その翌日5日は本来ならば月1の往診日だ。
その時さっと閃いた
「そうだ先生に出席していただいてケアカンファレンスをやろう」と
以前の日記で医者が出席するなんて120%あり得ないと書いたが、
やってやろうじゃないの。

それでお願いした「お忙しい先生にご負担はかけません、いつもの時間帯、いつもの滞在時間でよろしいので、ぜひ「ケアカンファレンス」にご出席頂きアドバイスをお願い出来ませんか」と

「往診時は忙しいのでそうゆう要望にはお応えしていませんが、どうしてもと仰るならば同行する看護師に相談して見て下さいと」
仰る

なぜ、なぜ、本人にお願いしているのに看護師に相談する必要が
あるのだろう。
今日看護師に電話して謎が解けました。

「本来ならば、退院した翌日は往診しませんが、どうしてもと仰るならば出席しますが往診料を頂きますが、それでもよろしいですか」と

やはりね、やはりね。只では「ケアカンファレンス」には
ご出席頂けないのね。
「判りました、往診料お払いします」
お金の話は先生はしないんですね。


同居家族の居る利用者の「生活援助」の事例は
波紋が広がっています。

私が「師匠」と敬う利用者は数十年前に大腿骨骨折して人工骨の
手術をしているが年数を経る毎に歩行が困難になっている、
今では室内でも補助車で移動している。
そして90過ぎのご主人が正月に肺炎で入院してから痴呆が進み、
退院した今は人工呼吸器を装置した生活になった。
とても手が掛かる人になってしまった。

1月までは(3回/週)掃除、買い物などのサービスに伺っていたが
2月から要支援Ⅱに下がり(2回/週)生活援助1:5時間だけになって
しまった。
今までのように補助車を押しながらヘルパーに介助されながらの
買い物は出来なくなったし、
病気のご主人を一人にしては出かけられない。
ご主人もこの度、介護度Ⅱと認定されたが、
身体介護以外は入れられない。
身体介護と言ってもせいぜい入浴介護くらいしか
入れられないのだ。

あぁ、それなのに今日会社に○○包括支援センターから入った連絡によると奥様の「生活援助」は5月からすべてゼロになる。
なぜならば、二階に息子夫婦が居るからだ。
(後記:お嫁さんとは確執があるようで、私とあっても挨拶もされず無視される、用がある時は息子が会社休んで対応している)
(後記:この方は戦前大学を出られた高学歴の方で若い頃区役所に務めていて現在の区長はその当時部下だったそうで親しい、それで区長が訪問したので家族の居る介護者には家事援助は出来ないのはおかしいと訴えたら、いたく同感されて区独自のサービスを提供する政策を実施された、下記に詳しく述べる)

その他、
私が学者先生と言っていた90過ぎのお爺さんも打ち切られた。
お爺さんは話し好きだけど一人暮らし(2回/週)掃除と調理をして貰いヘルパー相手に蘊蓄かたむけるのが楽しみだったのに、
二階に孫娘一家が住んでいるのでダメなのだ。
孫娘夫婦は二人とも勤務医で幼い子供を保育園に預けて育てている。

そして師匠のケアマネは今月で止めるそうだ。
そして我が社がいつもお仕事頂いて居る「△△包括支援センター」のケアマネも今日で止めた。
それも突然挨拶もなく。

介護業界崩壊の波がひたひたと忍び寄る兆しかな。
そして会社の売り上げも減り、
長年やって来た私の仕事もだんだん減少する。


ホームヘルプサービス(○○区独自サービス) | ○○区公式サ …
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/koreisha/...
生活援助サービス
【対象】 要支援1以上で、同居家族がいることを理由に介護保険または総合事業の生活援助の全部または一部を利用できない人で、同居家族による介護が困難な人
【内容】 介護保険または総合事業の生活援助と同等のサービス
高齢者世帯援助サービス
【対象】 要支援1以上で、65歳以上の自立した同居高齢者がいることを理由に介護保険または総合事業の生活援助の全部または一部を利用できない人で、同居高齢者の介護負担軽減が必要な世帯(日中高齢者のみ世帯など事情のある場合を含む) 【 …
外出介助サービス
【対象】 要支援1以上で、ひとり暮らしまたは65歳以上の高齢者と同居している人(日中独居等事情のある場合を含む)
【内容】 通院や近隣施設などへの外出介助(外出内容・場所により介助範囲あり)

(後記:この独自サービスのお陰で○○区のケアマネは支援計画が
大変楽になりました。介護保険では算定出来ない通院待ち時間介助も出来る)