[400] 支援 2007.2.5  23:10:42   
19/2/5(月)晴れ 穏か


月曜日は午前は仕事入れてないし、
午後からサービスに行っていた利用者は入院したので一日オフ、
先週の土、日は早起きしたので目覚ましなしでゆっくり寝ていた。

9時頃会社からの電話で起こされた。
月曜日午前師匠宅に行っている人が急病で行けなくなったが、
他に代替の人がいないので私に行ってくれないかと。

う~~ん、私は出かける前、最低でも2時間は必要なのよね。
その外に娘が仕事で居ない時は犬の散歩の時間も必要だし。

師匠に電話して遅くなる旨伝えて支度する。

最近何処の事業所も同じだと思うがヘルパー不足。
仕事の依頼があっても応じられない事が多い。

誰か休むと、社長始め事務員まで動員される、酷い時にはあの
「坂憲ケアマネ」までヘルパーとして動員されたそうだ。
彼はとても家庭に入って役に立つとは思えないが、
背に腹は代えられない。

我が社は報酬は他所に比べてとても良いし、社内の雰囲気も良くて
今まで待遇や処遇が不満でやめた人はいない。

だけど度重なる介護保険の改定でとても1人の人間が生活出来るような収入は得られなくなった。

私達のような年金世代や主婦のパート程度でよい人で無いと
やれない仕事になってしまった。

だから新規のヘルパーが入ってこないし、他業に変わって辞めて
いく人が居て慢性的にヘルパー不足。

私は兼務が厳しくなって来たので、
空いても入れないようにしている、
会社では狙っていて、やってくれと言われるがなるべく断っている。

最近は「生活援助1時間30分」と言う形態が多くなり、
例えば、午前やるとすれば1,950円の為に早起きして出かけたくも
無いと思うのだ。
出れば外食でしょう。私は食事は節約しないので1300円はかける。まぁ働かなくても食べるけどね。

師匠が「介護度1」の時は2時間(身体2、生活2)でやっていたので
3,300円になった。
それが要支援(介護予防)になったら1回(生活援助)1時間30分しか認められなくなったのだ。

こんな細切れで働くヘルパーの窮状は少しも考慮されていないのだ。
ヘルパーは誰1人としてボランテイアはいない。
生活の為に働いているのだ。

介護保険、問題あるなぁ。
働く立場からすれば、ぜ~~んぜん魅力なし、
保険側からすれば経営収支厳しい。

やはり、みんなして人任せしすぎると思うよ。
出すのは舌も出したくないけど、
貰えるものは全部もらおうと言う精神。
厳しいけど自助努力が必要でしょう。
私は心身の健康に留意して介護保険のお世話にはならない様に
しようっと。

仕事終わってからパスポートを受け取りに行き、

入院した利用者の様子を見に行き、その足でその方の地域担当の
「包括支援センター」に相談に行った。

彼女の困窮振りを縷々と訴えた。
福祉事務所の担当者と相談して善処してくれると請合ってくれた。

程なくして「包括支援センター」から携帯に電話があり、
明日福祉の担当者が病院に行ってくれるそうだ。

そして、彼女の寝ている布団が今時ホームレスでも顔を背けるように汚いのでなんとかなりませんかねと言っておいたが、
なんと退院までに布団も新調してくれるそうである。
言ってみるもんだね。
しかし日本の国は弱者に暖かいですね。

今までの担当者とは違って親身になってくれるのかな、
それとも包括支援センターを通したからかな。

近い内に福祉の担当者とあって相談し、
3者が連携しながら支援して行く事になった。
今まで私は1人で背負い過ぎていた様だ。
ほっとしたよ。