[396] 入院 2007.2.1  23:25:42   
19/2/1(木)晴れ さぶっ

木曜日は休みにしている。
週休3日だ、良いご身分。

午前中は鍼とマッサージで身体の手入れ。
午後は1時~3時までパソコン教室でお勉強。

3時頃携帯が鳴った。
男性ヘルパーから、腰痛の利用者宅に行ったら重症で動けないでいるという。
今日は彼女を整形外科の治療に連れて行くことになっていた。
「どうしましょう」と

至近距離なのですぐ駆けつける。

彼女、ぼろくずのようになって転がっていた。
薬は腰痛のも飲んでいなかった。痛みが引くわけ無いよね。
薬を飲む気にもならない程1人で苦しんでいたのね。

それから我ながら、てきぱきと手配する。
こういう事は私得意なの。
近くに整形外科&リハビリテーションも併設している病院が
ある事を思い出した。

「これこれこういう患者がいるので入院させてくれ」と電話した。
「入院は診察した結果で決めます」
「いや、独居でこんな状態では家に置けないので是非入院させて下さい」と強引にお願いして、福祉事務所にも入院の了解を得て終了間際に駆けつける。

レントゲン撮ったり、診察したり、合間に色々書類を書いたり
事情を聞かれたりまるで身内扱い、いよいよ部屋も決まり
飲んでいる薬を持参していたので渡したら、
看護婦が「この精神薬は、なぜ」と聞くので正直に
「統合失調症の薬です」と答えた。

しばらくして主治医に呼ばれて
「身寄りのない人や精神病の患者はお断りしているんですよ、
始めに聞いていたら受け入れなかったんです」と言われた。

でもいまさら言われてもねぇ。
「だから1週間はおいてあげます、明日から少しずつリハビリを始めて来週の木曜日には必ず退院してもらいます」

「判りました、必ず退院させます」

病室で看護婦が「緊急の時は何処に連絡すればよいのですか」と
聞くので、
その頃は私もいささか頭に来ていた「それは区役所でしょう」と
そっけない返事。
看護婦「区役所は夜はやっていませんよね」ときた。
なぬ~「もしかして私が引き受けたら、夜中でも連絡するつもりなのか~」

終わったのは6時であった。
男性ヘルパーがつくづく言った。

彼には統合失調症や被害妄想の利用者の所に
私がお願いしてサービスに行って貰っている、
まるで私の手駒のように動いてもらっている。
とても助かっている。

「こんな利用者が35人の内10人もいたらケアマネは壊れますね」
私は現在11人担当していて非常に困難な利用者は3人である。