[378] 捨てる  2007.1.6   22:22:01   
19/1/6(土)豪雨

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ウオーキングシューズと雨靴(右側)計50,400円也


先日、皇居に行くのに何時ものボロ靴では失礼だと思い、
去年まで履いていた靴達を探しました。

ないっ

一足も無いのです。
あらゆる所を探した。無い
そこでしばし沈思黙考。

朧に思い出した事は、去年春
「いつまでも草臥れた靴を履くもんじゃないね、来季新しいのを買えばよい」と珍しく前向きの思考になって全部捨てた事。

娘が「スケッチャー」のウオーキングシューズを
買ってきたがそれがえらく気に入り、
「これ良いね、私が履くわ」とすっかり占有して、
履き心地が良いものだからそればかり履いていた。

仕事にも、飛行機に乗るのも、犬の散歩にも履いた。
他には一足も無い事には気が付かなかった。
これほど大胆に捨てられる私に感動している。

仕事柄、観察するに、
物が捨てられず、ゴミ(物)に埋まって暮らしている老人は多い。
「全部捨ててすっきり暮らせばいいのになぁ」と思う事しばしばなれど、本人はゴミだと思っていないのでどうしようも無い。

研究者によると、ゴミ屋敷にする人の大半は精神異常者だそうですね。お年寄りだと、認知症の証だそうです。

私の周りですっきり暮らしている老人は2人だけです。
まず、我が義母、元々余分なものは買わず常に整理整頓する人だったが
「ケアハウス」に入居する時に、兄嫁と2人で徹底的に捨てた。
コツは2人して「これ貰っていい」と言う事。
義母、自分の大事なものを嫁達が貰ってくれると言うので気分よくした。
だから広い(12畳ある)部屋が広々使える。

もう1人は師匠だ。
師匠は老後に向けて二所帯住宅を建てる時、徹底して捨てたそうです。元々中流階級で奥さんの実家だったので、家具など上等な物ばかりだったようですが、運送屋さんが全部貰っていいですかと言っていたそうだ。

今へーベルハウス住宅に住んでいらっしゃいますが、
本当にすっきりしています。

一方、他のお宅は大半、何十年分の物に埋まって生活していますが、そう言えばほとんどの人が精神に何らかの異常がありますね。

そこで今回、全人生の「しがらみ」を捨てて身一つで引越した
「お方」彼女の今後の思考がどう変化するか興味あるところです。

① すっかり忘れている
② 時々思い出して悔しがる
③ 全然忘れていなくて私達のせいにする
④ 私達に感謝する

実は、私も捨てられない人です。
物が溢れています。
まず、衣類、書籍類、思い出の品、資料(仕事、旅)地図類、極めつけは写真です。
今は娘が喧嘩しながらバンバン捨ててくれますが、
一人になったらヤバイナ。

今日は雨の中靴を買いに新宿に行きました。
雨だというのにデパートには客で溢れていました。
店員さんの話ではバーゲンが始まったからでしょうとの事ですが、
やはりいくらか景気はよくなっているのでしょうね。

4足買うつもりでしたが、1足はお気に入りが見つからず
又と言う事で。
2足は「アシックス」のウオーキングシューズ、黒と茶
それと、ゴアテックスのレインシューズ
これが優れものでどんな雨でも足は濡れず、
雨が止んでも軽くて蒸れないの。
今までのがさすがに「雨漏れ」するようになったので、
買い替えです。

全て国産です。値段は高いですけど、
私、思うんですよ。我々老人には義務があると思うのです。
国に産業が育つように支援する義務があると思うのです。
いい年した老人が安けりゃ良いとばかりに漁っていたら
国内に産業は育たず、若者達は将来に希望が持てませんね。

「ノブレス・オブリージュ」ならぬ「オールド・オブリージュ」ですね。

私、これでも仕事していて辛い事が在りますが、
働いていれば収入もあるし、
若い人達のお荷物にならずに生きていけます。