[379] 胃と腸も弱る  2007.1.9  18:59:56   
19/1/3(水)晴れ どんより


折角の休みと言ってもちっとも休まらない。
背中は相変わらず重い。

今日は午後から義母を入浴させた。
今日は前回と違ってお互いさりげなく穏かだ。
お互い学ぶのね。

息子が今朝来て「お年玉」と言って1万円置いていったそうだ。
うちの子供達は素直だ、昨夜息子に言ったことをもう実行している。

義母嬉しくて嬉しくて感涙に咽んだそうだ。
思えば義母の人生はギブ、ギブ、ギブ、ギブだけの
人生だったもんなぁ。

世の中見渡せば「ギブ&テイク」じゃなくてそのどっちかの役割ばかり担っている事が多いと思う。

義母のギブ人生はかの「関東大震災」あたりから始まるようだ。
明治42年生まれだから14,5歳の頃だろう。
下町深川門前仲町あたりの貧しい魚屋(どうもぼて振りだったようだ)の長女に生まれた義母はその頃奉公に出されて他家で働いていたらしい。

そして地震で家を失くした家族の為に、毎月1枚の畳を買って実家に持参して親を喜ばせたらしい。
計6枚買ったそうだ。
後記:一間の掘っ建て小屋を建てて暮らしていたらしい)

母親が事のほか喜び、事あるごとに「娘を産んでおいてよかった
キヌは本当に親孝行な娘だ」と死ぬまで誉めそやしていたらしい。

それからの人生は貧しくとも真面目一方に働き、
ギブ、ギブ、ギブの人生だ。
でも、ギブされた方は今こんなに寂しいのに誰一人訪ねてくれる
親類は無く、電話一本、年賀状の1枚もよこさない。

義母、明日訪問してくるヘルパーに
「お年玉1000円とタオル2本(頂き物)をあげようと思うがどうだろう」と相談する。

「いいんじゃぁない」

貧しくてもお世話になった方に「志」を上げたい老婆の気持ち
判ってくれるといいんだけどな。

私は最近思う「人の好意は素直に受けよう」と
それが双方にとって幸せだって。