[335] 介護度アップ 2006.11.17   23:51:12   
18/11/17 (金) 晴れ
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ダイヤモンドヘッドエリアに咲いていた花


私が担当する10月末で期限が切れる要支援だった方の
介護度がやっと決定した。
待ちに待っていたんだ。

この方の事は大分前に書いたが引越してから業者が荷物を
ぽんと置いたまま3年間そのままの状態で暮らし、
足の踏み場も無いゴミ部屋で暮らして居た方。

あまりの酷さに保健所の保健婦さんからの依頼が我が社にあって
私が担当して社員二人も加勢して大掃除した。

以来私が、こう言っちゃなんだが親身になって面倒を見ている。
介護支援も私が担当しているが、4月からの介護保険改正で
要支援なので1/週 1,5時間の訪問しか出来なくなった。

他人から見たらいまだにボロ、ゴミとしか思えぬ品々に囲まれて
暮らしているが一番困っているのは、ゴミが捨てられない事だ。

精神薬のせいかもしれないが朝8時までに出さねばならない
ゴミ出しが出来無い。
たまに出せば、分別しないで出すので大家さんに怒られる。
だから出さない。悪循環だ。

狭い台所にごみ袋の山が段々溜まる。
要介護になれば、ヘルパーを派遣してゴミ出しが出来る。

私は介護認定調査に立会い、本人にあう前に調査員と話し合い
見た目とは違う困難を縷々と訴えた。

糖尿病コントロール不能、高血圧、白内障、統合失調症、
医療情報を取り寄せたら、まさかの痴呆も記されていたのだ。

調査員も身体機能は自立しているので大変難しいが頑張って
「特記事項」を書きますと言ってくれた。

現在介護保険事情は厳しいが、アップして「介護度Ⅰ」になった。
嬉しい。
早速、ケアプランを作り直し。2/週1時間の生活援助を入れた。
ゴミ出し日は4/週なのだが、ただ一人の男性ヘルパーが自転車で
行動しているので自分の都合の好い日、時間に自宅に持ち帰って捨ててくれる事になった。

今夜6時から日赤医療センターで「第5回地域ケア情報交換会」が
開催され我が社のケアマネは全員参加した。

最近研修会やケア会議が各施設で本当にたくさん開催される。
全部は出られないがなるだけ出るようにしているが、
私はまだ事情をよく知らないが各施設や機関では啓蒙や教育をする義務があるらしいが、その内容は玉石混交である。

今夜のはさすが大病院なので充実していた。
糖尿病や動脈硬化による慢性の難治性の足の潰瘍を映像を使って講義されたが見たことも無い難しい症例でぞっとしたわ。

この度「日赤医療センター」ではアメリカの技術を取り入れた
「創傷ケアセンター」が開設されるそうです。

最後に懇親会となりオードブルやサンドイッチや飲み物が出て
さすがにお腹が空いていたのでありがたく頂いた。
こんな接待は始めてです。
さすが大病院。

今日うちの老婆が退院した。
旦那が介助しました。