[237] プレゼント② 2006.5.15  23:21:26   
18/5/15(月)晴れ
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ノリタケのコーヒーカップ


今日は3件の仕事をこなした。
実は先週金曜の夜から今日の昼まで私の心はどんよりとした曇り空だった。

金曜日午後、依頼されていた宿題(介護予防サービス計画表)を
A支援センターに提出して、坂憲の指示通り利用者の基本情報等の
資料を坂憲の机の上に置いて帰宅した。

夕方、坂憲から資料が一枚足りないと電話があった。
私は、軽く考えてじゃぁ家にあるはずですから月曜日の夕方届けますと言った。

ところが、ないっ。
さがした、探した、さがした。
ず~~~~っと探した。

坂憲がその資料をよこす時、これは大事な個人情報で役所の書類だからコピーしてもいけないし、絶対に無くさないようにと厳しく言い渡されていた。

だから、馬鹿正直にコピーもせず、手書きで夜なべして書き写した。
そして、勿論大事に取り扱っていた。

他の書類を2軒のコンビニでコピーしたので、
もしかしてと忘れ物の原稿が無かったか訪ね歩いた。

三日間、家に山ほどある資料を「番町皿屋敷のお菊さん」の心境も
かくやとばかりに、いちまい、にまい、さんまい、よんまいとめくった。

考えられる事はBセンターのTさんの書類に紛れ込んだかも知れないが。週末で聞くことも出来ない。

夢まで見た、夢の中では「なあんだ、こんなところにあったぁ」と安堵していたが起床して、始めてそれは夢である事がわかった。
最近夢なんて見たことも無かったのに。

ケアマネになってから、今までの人生で経験した事も無いような些細な事で悩まされる。
つらいなぁ、それも坂憲とそりが合わない事が原因だ。
何を言われるかわからない。
それも自信が喪失するような言い方でだ。

今日の昼まで食欲も喪失していた。
今朝、早速BセンターのTさんに電話したら、やはり無い。

昼休みにAセンターに行って事情を話した。
坂憲に叱責されるよりセンターの職員に詫びを入れるほうが、
ずっと気が楽だと思った。

なんと、そこにあった。

その書類は計画表と一緒に提出するもので、
職員が受け取っていたのだ、私が気が付かなかっただけだったのだ。

それに坂憲が大層に言って脅かしていた書類も幾らでもコピーして
あげますよと言われた。

なんなんだぁ~~ 坂憲の野郎。
てめぇの顔なんか見たくもねぇや。

いまに、いまに追い越してやる~~。
みていろよ。


マイカップ。
これは去年の誕生日に娘から貰った。

数ヶ月も前からデパートで目にして以来、
あれ欲しいなぁ、でもなぁ、8500円もするからなぁ、と
娘に呟いていたら「プレゼントするから買ってきなよ」
即買って来た。
まわりの金とブルーのボーダーが上品で、中の絵が優雅で優しいの。こんな優しい女性になりたいと思う気持ち。

私は気に入ったカップを一客ずつコレクションしている。
でも、日常は無骨なマグカップで飲む。

娘「そんなに集めて、いつそれらで飲むのよ」
私「今に、ゆとりが出来たら優雅に飲むわ」
娘「ママにゆとりが出来る時が来るの」

そうなんだ、私は死ぬまで忙しくしているだろう。
それから休みの日はコレクションのカップで飲む事にしたが、
このカップで飲むのは娘だ。
私「これで、飲む?」と聞く。
娘「もち」