おてんば86歳・・日々録

昔読んだ、女流作家城夏子さんの「お転婆70歳」と言う本が好きでした。 介護保険制度が始まった平成12年から介護の仕事に入り、 67歳から介護支援専門員を83歳の6月まで現役で務めて参りました。 これからの人生は面白おかしく気ままに過ごしたいと思います。 死ぬまで書き続けますから応援お願いします。

2020年08月

【葛城奈海と行く 熊野むすびの里・伊勢巡りの旅】②熊野飛鳥むすびの里 禊


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令和2年8月31日(月)晴れ 


大又川の清流で禊
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綱を頼りに降ります

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裏庭に山の神様を祭っています
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雌雄犬を飼っていて5匹生まれたそうです、
すでに4匹は貰い手(予約)があって、今は2匹のかわいい盛りの子犬が自由に飛び回っていました。

翌29日は5時に起床しました。
6:30分からすぐそばを流れている大又川の上流で禊が行われるので見学することにしました。
本当は参加したかったんですが女性用の禊衣装を買わなければならないし、川に下りるのは危険なので止めた方が良いと
葛城さんに忠告されましたので従いました。

むすびの里は集落の突き当りにありその場所に行くには農業用水の上を歩きますが狭くて怖い道でした。
6時半から始まるのは朝日の登る時間でもあったんですね。
行事の最中に山の端からまぶしく川を照らしました。
その様子を動画に撮って来ましたので是非ご覧ください。

その後朝食の後に図書館で荒谷先生の講義がありました。
三島由紀夫や自衛隊や世界情勢の話がありましたが、
私は二日続きの5時起きでもう我慢できない睡魔に襲われました。
皆さんよかった良かったと言っていましたのでとても残念でした。
図書館には沢山の蔵書がありましたが、
すべて荒谷先生の蔵書だそうです。
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むすびの里では周りの休耕田を借りて稲作もやっていますし、
収穫した米も売っていました。
休耕田は沢山あり借りてくれることは村人に喜ばれているそうです。
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むすびの里の本館前で 荒谷先生は真っ黒に日焼けして学究風情の百姓の姿でした。
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荒谷先生の思想行動に賛同する方を求めています、
登録すると1000円で宿泊できるそうです。
この施設は元地元のローカル紙の社長さんが社員教育の為に建てて運営されていたのを売りに出されていたので買い求められたそうです。そのままの状態で保存してくれることが条件だったそうです。ここ飛鳥の里は記紀の里でもありますので荒谷先生はこの場所に来た時啓示を受けたそうです。






【葛城奈海と行く 熊野むすびの里・伊勢巡りの旅】①

令和2年8月31日(月)晴れ


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いざ カートで

「防人と歩む会」主催の上記のツアーに参加してきました。
女3人男7人総勢10人の愉快な楽しい旅でした。
男性も偏屈おやじは一人もいらっしゃらなくて
皆さん親切で気のいい方ばかりだったのでとても楽しい旅でした。

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近鉄
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30日東京駅新幹線で名古屋まで行き、近鉄線で近鉄鳥羽駅下車、
レンタカー2台で出発、延々とドライブの旅でした。

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熊野灘
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獅子岩

まず延々と山の中、熊野灘を堪能しながら和歌山県に入り、
熊野速玉大社と神倉神社に参りました。

熊野灘の海岸線に防風林が延々と連なっています。
35キロもあるそうですが、すべて雑木林です。
唐津の防風林(虹の松原)は松林ですから珍しいと思いました。

熊野速玉大社
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境内には別宮が何社もありお賽銭がたりなくなりましたよ
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天然記念の大木ですが樹の名前が読めません
梛(ダナ、ナギ)
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♪記念の写真を撮りましょうね♪
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最初に熊野速玉大社に参り摂社の神倉神社は無住ですが、
天然石の急な階段が538段もあり手すりも無ければロープも無くて
さすがのもの好きな私も数十段登ってみましたがリタイアしました。
それがこの旅で一番悔しいことでした。
頂上は眺望がすばらしかったらしい。

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登りも手をついて登っていますが、下りがもっと困難なんです
神倉神社
奥本さんから画像借りました
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熊野速玉大社
和歌山県に入ります

その後熊野市飛鳥の緑豊かな大又川の傍にある
「熊野飛鳥むすびの里」に早めに到着しました。
宿自慢の、露天風呂に女性3人が先に入浴しました。
最高!
夜は荒谷先生を囲んで山の恵みの御馳走で宴会となりました。

続く

神倉神社
権現山の中腹に鎮座し、熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ古社。
天ノ磐盾(あまのいわたて)という険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である五百数十段の急峻な石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩があります。そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポット。
また毎年2月6日に行われる奇祭「御燈祭り」の舞台でもあります。
全て神武東征に由縁の有る土地です。
記紀にまつわる物語 
男水門で兄・彦五瀬命が崩御された後、さらに二人の兄神を失いながらも、神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)【神武天皇】一行は熊野へと到着し、「天磐盾」へと登られた。
この「天磐盾」は、現在の新宮市にある神倉山・ゴトビキ岩であると伝えられており、
ゴトビキ岩をご神体とする「神倉神社」は、当社の摂社である。
ここから大和への案内役として遣わされたのが八咫烏である。
『古事記』では高木大神(タカギノオオカミ)が『日本書紀』では天照大神(アマテラスオオミカミ)が遣わしたとされている。
この八咫烏が、当社を含む「熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)」に祀られ、熊野の守り神として現代に伝えられている。
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私はこの辺の地形には疎いのです、和歌山県は何となく耳にしますが三重県はどの辺にあるかももっと疎いです。
それで地図を検索しながら書いています。

28日の行動
8:42:東京発
10:22:名古屋着
10:55:近鉄名古屋駅発
12:27:近鉄鳥羽駅着
レンタカーでドライブ
15:10:熊野速玉神社着
15:40: 〃出発
15:50:神倉神社着(ゴトビキ岩登山)
16:30: 〃出発
17:20:むすびの里着
     露天風呂入浴
18:00:宴会
22:00: 〃終了

シニアナビ過去記事(232)「背負い、引き込まれる」


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[232] 背負い、引き込まれる 2006.5.3  19:10:02   
18/5/3 (水)晴れ、暖かい 朝方、富士山見える

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久しぶりに代々木公園に犬を連れて散歩に行きました、
深い緑に気を貰いました。



先月下旬は七転八倒した挙句、今まで通りに落ち着いたけれど、
実は、もう一人相談した人がいる。

23日の日曜日の朝も早く目が覚めた。
そうだ、あの方に相談してみよう。

その方「美人薄命」のご主人は永年「易」の研究をしていて、
折に触れて私の人生の曲がり角でひょっと何気なくアドバイスして下さった。

早速電話したら「半日ほど時間を下さい、後ほど電話します」

出た「卦」は

A社(現在の会社)
・登りつめた竜→後は下る
・緊張の連続で心が休まらない
・利が少ない
・硬い(乾燥)
・向上心がある
・始めは良い→中頃も良い→末は不利
・出過ぎると後悔する
・正当に評価されない
・変わらない

B社
・非常に良い
・飛び立つ渡り鳥→飛び立つは良い
・山の上から風が吹き降ろしてくる形
・幸せがある
・末は吉

C者(坂憲)
・我がままで短気
・その人に嫌われたら二度とチャンスはない
・裸でぶつかる

この「卦」を素直に見ると現在の所は希望がないが、
・今は時期にない(夏まで待つように)
・動かないほうが良い
・後で結論を出す
とアドバイス頂いた。

私は、易や占いに凝っているわけではないが、決断に迷う時
今はどんな運勢の中にいるのだろうと相談する事はあるが、
人任せにするわけではない。

それと共にやはり私は老人介護の仕事は向いていないそうだ。
今まで何人かの人に言われた事がいまさらのように思い至っている。

先見の明のある友人が介護保険が始まるずっと以前にこれからは
老人介護の時代が来るからと介護の勉強をして何年か経験した後、
すっぱりと止めた。

そして私がはじめようと思い相談した時、
老人相手の仕事は止めなさい、明日の希望のない人を相手にしていると「引き込まれる」と言う。

彼女は決断が早く切り替えのうまい人なのに引き込まれて苦しかったそうだ。
私はそれを聞いた時、他人の事なのに引き込まれるなんてと気にもしなかった。

ケアマネになった時、坂憲に言われた
「さんごママさん、出来る事と出来ない事がありますからね、
何でも背負わない事ですよ、それで潰れたケアマネは沢山いますよ」と

新宿の父も言った。

マッサージ師は「欝はうつると言いますよ」と言う。

新聞で読んだ事があるが「欝病になる率の高い職業は精神科の医者」だそうだ。

今回もその方は「お坊さんで鬱病になる人が多いですよ」と仰る。
何しろ「薬石効なく」なった人が最後にすがる人だから、
真剣に相手の身になって悩みを聞いているとその悩みを
「背負ってしまうそうです」

「さんごママも、のめり込む性格だから」背負いますよと、

まさに、そう、のめり込んで、行き詰まっている。

もう一年半以上になるが、統合失調症、鬱病の女性を毎週訪問し、
今回ケアマネとしても担当する事になった方、
仕事と言えばその方の話し相手、その方の唯一の社会との窓口役。
狭い6畳一間でヘビースモーカーの彼女の顔色見ながら相手する2時間。
つらい。
でも私以外の人を受け入れてくれない。

本当に私まで欝になってしまう。
何を提案しても徒労に終わるのに必死で取り組んできた私。

他にも何人かむなしく徒労に終わる努力を重ねている方々がいる。
数えてみれば私は精神異常者を6人も相手しているのだ。

突き放せないのだ、私の努力で何とかしてあげたいと思ってしまうのだ。
そして睡眠時まで考えている、切り替えの出来ない私。
程ってものを知らない私。
最近の思いつめた行動もそんな精神構造のせいだと思う。

私、思うんだけど。
世人はよく言いますね。
「あの医者は患者の身になって真剣に対処してくれる」
「あの先生は私の身になって考えてくれる」
「あの宗教家は私の悩みを受け入れてくれる」
誰でも、私の身になってくれる人を良い人だと評価しますが、
それは相手の心身を削る事だと思うんです。

誰でも、心身は同じ弱いんだと思う、どこが違うのか、
多分、切り替えが上手いんだと思う。
それとも、本当に強い心身を持っている人がいるのだろうか。
それとも、専門の勉強なり訓練を受けた方々は特別な力を持っておられるのだろう
でも、我々介護職はそんな勉強も訓練も受けてはいない、
徒手空拳で立ち向かっているのだ。

シニアナビ過去記事(231)「くぎ煮」


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[231] くぎ煮  2006.4.25  18:19:18   
18/4/25(火)曇り、大雨、曇り

最近、関西発の「くぎ煮」の話がよく目に付く。
「くぎ煮」とは何ぞや、何でも暖かいご飯に乗っけて食べると絶品らしい。
食べてみたいなぁ~~

弟分の社長が京都に不倫旅行した。
金曜日の夜、愛人から「今新幹線の中、Kさんと京都に行って来まーす」と能天気なメールが来た。

しめたっ

「お土産は、くぎ煮でいいで~~す」と返信しておいた。
月曜日朝、ドアノブに「くぎ煮」が下がっていた。

昨日は、午前、午後の仕事の後、会社でケアプラン作成、
帰宅途中、バスを降りて、まっすぐ新しい会社にお断りに行った。
嫌な事はすぐ済ませよう。

社長、気持ちよく了承してくれた。ほっとしていると。
「ほっと、したでしょう、でも又行き詰まったら、いらっしゃい」
と言って下さった。
そうしたら、疲れがど~~っと出た。
この1週間の心の葛藤はなんだったんだろう。

ヘロヘロに疲れて、何にもしたくない。
夕食の支度を娘に頼んでしばし寝た。
私の夕食は、「くぎ煮丼」にビールだけ、うまかったぁ~

無事に帰って来ました。


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令和2年8月30日(日)晴れ酷暑

旅の話はおいおい書きますが、
今日書きたいことは如何に私が頑健な身体をしているかと
自慢したいからです。

今回の旅の間中酷暑の中外を歩き回りました。
天気予報では終日雨の予報でしたので、
せっかく買った高機能の日傘も日よけ帽子も持って行きませんでした。
残念だった。

今日は特にカンカン照りの砂利道を11175歩7,2㌔も歩きました。
さすがに終わり頃日陰に避難してもまるで蒸し風呂に入った様な
熱気に包まれましたのでこれはヤバイなと思いました。
心身薄弱な老婆だったらいきなり即死か救急車搬送だろうと
思いました。

しかし私は冷静に対処しました。
まずアイスクリームを食べて内臓を冷やしました。
そしてポカリスエットを買って首筋や頭に当てて脳に行く血流を冷やしました。
それからそれを飲み干しました。

すっかり元気になりましたよ。
帰りの電車の中では快適、元気で仲間と会話を楽しみました。
家に帰ってそのままシャワーを浴びて洗濯もして
日常に戻りました。
脳はいささか心許ないですが身体は頑健なことが証明されました。
ありがたい!
プロフィール

mamasango672

さんごの若かりし頃、姿も立ち居振る舞いも立派だった。
20年程介護の仕事をしてきました。
この度(令和2年)83歳で惜しまれながら引退しました。
これからは死ぬまで面白おかしく過ごしたいと思います。
令和2年7月6日記す!

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