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仄聞するに日本共産党の機関紙「前衛」に
私の氏名が載っているという。
「前衛」といえば大昔、70年安保の頃は、
少しは聞こえたメジャーな月刊誌である。
それに私の名前が?訝しいが、
大枚7百数十円を投じて買ってみた。
ノンフィクション作家の加藤直樹氏の書いたもので
「朝鮮人犠牲者追悼式典をめぐる『そよ風』の策動と
『虐殺否定論』の広がり」(以下「策動と広がり」)と
題する一文がそれである。
一読して一驚。
まさか共産党の機関紙が「そよ風」や
私の活動をこれほど高く評価してくれるとは!
刮目して再読、確かにこれは我々(「そよ風」と
私・・・フレンチポップスのタイトルみたいだが)に
対する頌歌であり賛辞であり、表彰状でもある。
我々の微細な活動とも呼べぬ蠢き右往左往を、
これほど体系立てて説明し盛り立て飾り付け世に問うて
くれているとは!感謝の気持ちでいっぱいである。
著者加藤氏になにかお礼をしたい気持ちになり、
御著書「トリック朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人たち」
の新刊書をアマゾンに注文した。
出版社から氏への年末の支払い調書にわずかながら
私の印税も入ることだろう。
今現在7月27日正午の時点では、まだ配達されていないので、
この書に触れるのは後日としたい。 さてまず「策謀と広がり」への感想である。
実に良く遡って詳しく、我々について研究されていることに
驚嘆する。
暇だなあ、本当に暇なのだ。
我々の業界(保守陣営のことを私はこう呼ぶ)の中で、
ゴミのように小さな我々に、あの天下の「前衛」が
十数ページも割き、聞こえた俊英作家が巨細に亘り
高く評価する。 我が業界、他にももっともっと大きく、
加藤氏等の気に触る団体・運動があるだろうに!
何も好き好んで小物中の小物を取り上げる?
つまり我が業界はまず反省すべきなのである。
加藤氏も暇だから我々に注目した。
加藤氏等がもっともっと夢中になって非難攻撃するような
運動を、業界は、今できていない、
やっていないということなのだ。
まずいずれにせよ過褒に預かり恐縮の至りであり、
あつくお礼申し上げたい。
どうやら氏はそよ風のブログを実に良く読んでいるようだ、
私なぞ年一二回しか見ないのに。
「顧問」のポストを氏に譲らなくてはならない。
しかし、少々だが反論もある。
まず、「そよ風」を「高齢の女性たちが中心」と
決めつけている。
これはおかしい。そよ風を見回してもどこにも
高齢女性はいない。
せいぜい熟女といったところである。
高齢とは、しんぶん赤旗だの前衛だの週刊金曜日だのを読んで
いる団塊の女子の謂いである。
氏の女性差別心を垣間見た思いである。
反論は取り敢えずこれだけにする。
喜ばしく感謝したいのは、
亡き古賀俊昭都議会議員の功績を極めて高く評価している
ことである。
まさにその通りでありご指摘は正しい。
古賀都議なくして小池知事を動かすことはできなかった。
我々は古賀都議の墓前にこの「策動と広がり」を捧げて、
更めて感謝の意と、慰霊碑撤去への活動継続の誓いを
新たにしなくてはならない。 この知事の追悼文取りやめに対し、
東京都に寄せられた意見は515あったという。
そんなに少なかったのか。
やはり、こういった問題は世間の耳目を聳動しないのだ。
些かがっかりした。
しかし知事に追悼文送付を求める声は383件だそうである。
そんなに少なかったのか。
ということは515-383=132件も我々の活動に賛意を示す
都民がいたのだ!
25%実に四分の一である。
我々はとても勇気づけられた。加藤氏ありがとう。
やはり「顧問」に推戴したいものだ。
「元楯の会会員で現在は排外主義の活動家として知られる
村田春樹である」 おお!「知られる」とは嬉しい。
やはりこの「策動と広がり」は大量にコピーして
友人知人配布することにした。
しかし異論もある。わたしは排外主義者ではない。
別にそう呼ばれても痛くも痒くもないが、
やや違和感あるので一言書いておきたい。
確かに私は外国人参政権反対運動をやってきた。
というかその運動の周辺をうろうろしていただけであるが。
しかし私は参政権付与に反対であって、
在日外国人に出ていけとは思っていない。
不法滞在者は日本の法律を守って出ていけ、
参政権は憲法違反地方自治法違反、だから反対している。
外国人生活保護も憲法違反だから反対する。
朝鮮学校補助金も同じである。
朝鮮学校が一条校になれば、補助金に何も言わない。
所謂在日に出ていけなどと言わない。
ただ特別永住は一般永住に比べて著しく不公平だから、
特別永住者は一般永住権に移行してくれれば良い。
私は好きな音楽はクラッシックからポピュラーまで、
圧倒的に外国崇拝であるが、国内の音楽はまず聴かない。
排内主義であり愛外主義である。
食べ物もシナ料理朝鮮料理大好きである。
友人知人に特別永住含め在日コリアンの友人は何人もいる。
極めて近い親族が在日コリアンと結婚したいというので、
もちろん大賛成。
二人は爾来ずっと幸せに暮らしている。
いったい私のどこが排外主義なのか。
「そよ風」熟女たちも私と同じようなものである。 ついでだが桜井誠氏とは以前よく一緒に飲食したが、
シナ朝鮮料理大好きで、お店の外国人店員にも
彼も私も丁寧である。
我が業界ほぼ全員同じである。
さて「策動と広がり」を読んでいて楽しく感じるのは、
面白い「気づき」があるからでもある。
わかった!我々は排外主義ではない。
我々を排外と罵る人たちが、過度に外国人に偏している、
愛外主義を通り越して阿諛(あゆ)外主義者なのだ。
この阿諛外主義という言葉、私のオリジナルである。
「前衛」でも取り上げてくれると嬉しい。流行らせたいのだ。
プロローグだけで紙数が尽きたようだ。
(続く)